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私達は10月の演奏旅行に向けて4月から動きだしました。一から私たち自身で演奏会を作り上げるというのは本当に大変なことで、合唱の練習やオペレッタの準備?稽古など、本番までたくさんの時間と労力を費やしました。今回は新しい試みとしてピアノやエレクトーンを勉強している学生で、5人以上での連弾をしました。プログラムとしても珍しいもので、その取り組みも貴重な経験となりました。

演奏会当日は、恩納村の100周年を記念して新しく建てられたホールに500人近くの小中学生が集まり、私達は緊張感を持って本番に臨みました。ハンドベルの演奏に聴き入ってくれたり、ブラスの演奏と一緒に歌ってくれたり、オペレッタを観て一喜一憂する子供たちの反応が、私たちにとって本当にうれしいもので、音楽を通して交流できた気がしました。

演奏することで感動を伝えられるように一生懸命取り組む中で、私達も様々な視点で仲間や音楽のことを考え、成長することができたと思います。