短大?コンポージングアーティスト専攻生が「ライブ実践」を行いました。
11月28日(月)、ライブハウス「Welcome back」(豊島区南大塚)にて、本学園短大 コンポージングアーティスト専攻生による「第4回 ライブ実践 My Song My voice for you~世界の音楽シーンを彩るベテラン奏者達との共演~」を行いました。
会場となったライブハウス「Welcome back」。
開場前から多くのお客様がお待ちくださっていました!
「ライブ実践」は、コンポージングアーティスト専攻の「専攻実技」の一環として行われるものです。クラシックの芸術性とポップスの文化を学びながら音楽創作および表現の研究を目的とする同専攻の2年次生が学びの集大成として、プロミュージシャンの方々と同じステージに立ち、お客様の前で自身が作詞、作編曲した作品を発表します。
「学生ではなく、今日はあえて『アーティスト』と皆さんを紹介します。本日出演する11組のアーティストは、プロミュージシャンに演奏でサポートしていただきながら2年間の学びの成果を発表いたします。どうぞ皆様、手拍子や声援などでこのアーティストたちを応援していただけますようお願いします」との城之内ミサ特任教授の挨拶で、ライブは幕開けしました。
城之内ミサ特任教授。教授の明るく楽しいMCで、
お客様も、ステージの奏者の方々も、笑顔があふれて……!
先生からは、音楽以外のこともたくさん学べます!!
独唱、デュエット、弾き歌い、ソリストとして楽器を演奏……と、学生各自の研究によって発表形態はさまざま。また、楽曲の制作意図も多様で、自身の思い出に刻まれた実体験をもとに、また、特定の誰かに伝えたいメッセージを込めて、あるいは、フィクションの情景?ストーリーから楽曲を創造し……など楽曲にまつわる興味深いエピソードも、演奏の前後に学生自らが紹介しました。
演奏やMCにお客様がおおくりくださった声援、手拍子、盛大な拍手を受け、出演者の学生は皆、お客様に、そして演奏でサポートしてくださるミュージシャンの方々に向けた感謝の想いと、自身の達成感や充実感とが入り混じったような表情を見せてくれました。
「共演してくださっているプロの奏者の方々は、学生たちの楽曲を、今日、初見で演奏してくださっています。プロフェッショナルの世界では、こういった瞬発力が求められることも学んでほしい。」
「プロになると、自分が100パーセント望むとおりの楽曲制作というのはなかなかできません。自身の希望に沿わない書き直しをしなければならない場面もあります。ですが、この『ライブ実践』は、純粋に自身の望む創作?表現ができる非常に貴重な機会であり、出演している学生たちはそのことを理解したうえで、今日までの準備をしてきました。」
会場では、コンポージングアーティスト専攻1年次生も先輩たちの演奏を鑑賞していましたが、城之内特任教授が司会の合間に伝えたこれらのメッセージは、来年、自らが舞台に立つ日を迎えるまでに学ぶべきことへの意識をよりいっそう強くさせたのではないでしょうか。
最後の出演者の演奏が終わっても会場は熱気に包まれたままに、ライブの幕は下りました。
この日に向け、学生たちは各自の発表の準備だけではなく、同専攻の仲間同士サポートをし合い準備を進めてきました。このような舞台をつくりあげるには、多くの方々の多くの時間と高い専門性、参加し合う者同士の円滑なコミュニケーションが必要であること、またそれらがいかに重要であるかを、出演した2年次生も、鑑賞した1年次生も、理解を深められたことでしょう。
学生に貴重な経験を与えてくださいました奏者の皆様、音響や照明等にご尽力くださいました「Welcom back」のスタッフの皆様、そして、会場に足をお運びくださいました多くの皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
最後は全出演者でお客様にご挨拶。
皆さん、おつかさまでした!
水野 美佐子(東邦音大 アドバンスコース生)
?For You ? Change
野村 理世奈
?恋花歌 ?月と星の遊戯
青木 美妃
?いのいちの種 ?Bare foot
小川 翔太
?ambivalence syndrome
沓澤 万莉
?桜色の風 ?サボテン
永井 麻美
?風韻 ?φιλ?α(フィリア)
大脇 大貴
?たんぽぽの野原で
吉居 成美
?feeling ?オービット
米田 優美
?sexual freedom
金子 彩音
?L’Arc~en~Ciel lunaire ?Everasting ties
齊藤 紗耶可
?アイバラ~愛を知る赤い薔薇~ ?Happy birthday