教務部長補佐?一般楽理主任/教授
遠山 菜穂美Naomi Toyama
- 役職 :
- 教務部長補佐?一般楽理主任/教授
- 専攻 :
- 音楽学
- 担当科目 :
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- 大学院:大学院:文献研究 Ⅰ?Ⅱ/作品研究(ロマン期以降) /管弦楽史研究
- 大学:音楽文化論/作品研究(鍵盤)(管弦楽)/音楽史
- 短期大学:東邦スタンダード
●プロフィール
東京芸術大学卒業、同大学院音楽研究科(音楽学)修了。専門分野は19-20世紀のフランス音楽。主な著書に「フォーレ頌」(共著、音楽之友社)、「転換期の音楽」(共著、音楽之友社)、主な訳書に「回想のフォーレ」(音楽之友社)、「サンソン?フランソワ」(共訳、ヤマハミュージックメディア)、「ウラディーミル?ホロヴィッツ」(同)、「フォーレ 言葉では言い表し得ないもの…」(新評論、共訳)ほか。このほか、「新編音楽中辞典」(音楽之友社)、「クラシック音楽事典」(平凡社)のフランス関係項目、読響、N響などの演奏会プログラムなど執筆多数。
●レッスン?授業における指導方針
音楽の歴史や理論を「楽しく」学べるよう、鑑賞、実演、作曲家のエピソードなどをまじえながら講義しています。学生のみなさんには、講義を「覚える」のではなく、自らがよく感じ、よく考えることが大切なことと考えています。それは大きな目でみると、卒業後も音楽に深い興味を抱き、勉強を続けることにつながるからです。
●メッセージ
音楽大学で勉強する意義は、ピアノ、管弦打といった各自の専門領域で技術を磨くだけでなく、音楽や芸術全般に視野をひろげて勉強できる点にあると思います。音楽史や作品研究もそのひとつです。レッスンで勉強している曲を書いたのはどんな人なのか、美しい響きは作曲家のどんな手法から生まれているのか、といった探究心を持ち、それを解決する力を授業のなかで身につけていただきたいと思います。